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ワールドポールの製作する製品は、全てが熟練した職人によるハンドメイドです。
切削から塗装まで、1つ1つのプロセスにおいて丁寧に、美しく仕上げます。

鋼管の曲げ加工

照明器具を取り付けるアームには 鋼管を曲げたデザインのものが多くみられます。
鋼管をパイプベンダーで曲げていきます。曲げ角度は、治具を使って確認しています。

鋼管の絞り加工

段付ポールは 口径の異なる鋼管を繋ぎ合わせて作っていきますが、太い口径の端を絞って細くし繋ぎ溶接をしやすくします。
また、適度な曲面にすることで接続部分に雨水がたまって錆びないようになっています。

開口部の切削加工

照明柱の内部には、安定器などの取付つけられることがあります。そのための開口部分や地中から電気配線を通すための電源穴をプラズマ切断機を使って切削しています。切断機自体は何度か交換していますが、トーチを動かす部分や光学読取装置は、30年近く動いていますが、まだまだ現役でフル稼働しています。
丸鋼管も角鋼管も切断できる優れもので、最新の加工機にも引けを取りません。

電源穴の貫通

電源穴を貫通させるには、最初にあけたポジションから 鋼管を180度回転させて、同じ穴をあけます。残念ながら、このときの鋼管の回転は手動です。

段付ポールの組立加工 〜繋ぎ部分の溶接

段付ポールは 下部の太い管と上部の細い管を繋いでできています。 上部・下部のそれぞれ加工した後につなぎ合わせます。
専用の回転台で 鋼管を回しながら作業しています。照明用ポールは美観品ですので、溶接部分を強度を損なわない程度に削って きれいに仕上げています。
絞り部分と合わせて繋ぎ部の美しさが当社製品の特徴です。

つなぎ部分の溶接に 半自動溶接機を導入しました。
これまでは、溶接の熱にポールがちょと歪んでしまい、曲がり取り工程が必要でしたが、半自動溶接機では 歪むことがなくなりました。

段付ポールの組立加工 〜ベース板にリブを溶接

ベース付照明用ポールの組立です。
鋼管にベース板をつけた後で リブをつけていきます。治具を使って垂直を確認しながら作業しています。

段付ポールの組立加工 〜ネジ切加工

防爆用ポールなど 端にねじ切り加工を」することがあります。
ねじ切り加工機にて 1本ずつねじ山を切り出し、最後に治具で出来栄えを確認しています。

開口ふたの曲げ加工

鋼板から 開口部分の蓋をつくっています。このあと、ボルト穴を開けていきます。

塗装

錆止め塗装

指定色塗装

錆止め塗装をした後、指定色を塗装します。
被膜が厚くなるので、錆止めより耐候性がよくなります。また、開口内部は、手が届く範囲で塗装しています。

溶融亜鉛メッキ